カテゴリー「ジョンゲン Jongen」の3件の記事

ジョンゲン:ヴァイオリンとヴィオラのためのアダージョ

ヴァイオリンVSヴィオラという二重奏曲では、完全にお互い張り合うか、ヴィオラが伴奏役に徹するかのどちら。
では、この曲の場合はどうだろうか。

ジョンゲンのヴァイオリンとヴィオラのためのアダージョ
どちらかといえばヴィオラが伴奏役か?しかしながらところどころ溶け合うように進む箇所もあってなんだか不思議な感じ。
バロック時代の書法をとっているようだと解説にはあるが、私にはむしろモーツァルトの音楽が聴こえてくる。そう、彼の協奏交響曲の、はたまたカルテットの一節が聴こえてくる気がするのだが。。。それにしても美しい曲。
たった6分で終わってしまうのが惜しい。ただ、重音を弾かされっぱなしの部分はきつそうだなあ。

ジョンゲンはヴィオラという楽器をことのほか気に入っていて、同時期のヴィオラ奏者たちとも交流があったらしい。前回紹介したヴィオラのための組曲を献呈したMaurice Vieuxもその1人だろう。
ライオネル・ターティスとも交流があったことが今回の解説でわかった。
ということはまだまだヴィオラの曲はあるのかな?

期待しよう。

Jongen : Adagio pour violon et alto op.22/1
Ensemble arpae
[Cypres cyp1632]
私は日本語解説つきのものを購入。解説がとても良いのでこちらをオススメ。MCYP1632
収録されている他の曲もオススメ。美しい~

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ジョンゲン:組曲

以前 Maurice Vieux というヴィオリストの話題をしたが、ブルッフ以外にも、ジョンゲンが彼に曲を献呈している。

ヴィオラとオーケストラのための組曲
である。

解説を読んでいると、他にも彼に曲を提供している作曲者がいることから、このMaurice Vieuxという人は優れたヴィオリストだったのであろう。前回も書いたとおり、ティボーと組んだフォーレの室内楽CDがあるらしいのだが、未聴。
ああ、聴いてみたい。

さてこの組曲は2曲構成。
ブルッフのロマンスがそうであったように、やはりこの前半もゆったりとしたロマンティックな曲調。冒頭のホルンとクラリネットがいい感じ。
後半は終曲。前半と打って変わって明るい感じ。打楽器も入ってなかなか賑やか。
時折、・・・ん?例のオルガンの協奏交響曲みたいだぞ?と思いながらも飽きることなく聴き終える事が出来ました。 バルトークのコンチェルトより好きだな、これ。

そもそも、ジョンゲンがヴィオラの曲を書いている事を知ったきっかけは、行きたかったけど行けなかったコンサート案内から。いずれの曲目にもジョンゲンの曲(アレグロ・アパショナート)が入っていてとても興味があったのだ。また誰かコンサートで取り上げてくれませんかね?アレグロ・アパショナートのCDは廃盤らしくて手に入らないのですよ~。
組曲ももちろん良い曲です。聴いてみて。

CDには他にフランセ(Francaix)とシェルイ(Serly)の曲がカップリング。フランセが面白い。これも必聴。

Jongen : Suite for Orchestra and Solo Viola
Marcus Thompson (Viola)
Czech National Symphony Orchestra
(Centaur CRC 2788 Jongen: Suite for Orchesta and Viola Solo; Francaix: Rhapsodie; Serly: Concerto for Viola)

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ジョンゲン:協奏交響曲

パイプオルガンが設置してあるホールで演奏会ができるなら、どんな曲を選ぶだろうか。どうせなら思いっきりオルガンを活躍させる曲。

・・・なんぞと以前切り出して、ハチャトゥリアン、ブルッフ、そしてサン=サーンスの曲を挙げていたが、最近もう1人追加。

ジョセフ・ジョンゲンの協奏交響曲。
うう、格好良過ぎ。ええ曲じゃ。

ジョンゲンはベルギーの作曲家。・・・ヴュータン、イザイ、ルクーと私の好みの作曲家にはベルギー人が多いようだ。

たまたまyoutubeにこの「協奏交響曲」の実演があって、聴いてみたら、あら、ええ曲じゃないのよ~。とハマる。
4つの楽章に分かれていて、協奏交響曲と銘打っていることもあり、オルガンの活躍の度合い高し。一番最後の楽章(Toccata)は特にど派手で格好良し。オルガニストもさぞかし弾きがいのある曲でしょう。

youtubeにあったのは日本のオケが伴奏しているやつ。かなり前の映像だと思うんだけど、これがいいんだわ。オルガン奏者はオケと同じ舞台で演奏していて、CDも聴いたけどやっぱり映像で見たほうが迫力が違う。今どこでこの楽器を鳴らしているというのもわかって良い。
私的には一楽章が好み。オルガンが始まるまでの緊張した伴奏部分・・・特にチェロの入りね・・・そして満を持してオルガンが入ってくるところが好きですね。

CDはアメリカオケのものとベルギーオケのものと二種類聴きました。どちらもカップリングがサン=サーンスのオルガン付。
そうですね、オルガンのしっとりとした響きが良かったのと解説(日本語解説つき)も良く出来ていたのでベルギーのものに軍配を挙げますかね。

そうそう、ジョンゲンはヴィオラの曲も書いていて、これもオススメなのだ。
それはまた。

Joseph Jongen : Symphonie concertante op.81
Olivier Latry (org)
Orchestre Philharmonique de Liège
(Cypres CYP7610 Jongen: Symphonie Concertante; Saint-Saëns: Symphonie No. 3)

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