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最後列まで響いたバルトーク

Iさんから借りた今井信子さんの本(スイマセンまだ借りてます)にバルトークのヴィオラ協奏曲の新版に関する記述がある。
この作品は未完であったものを、ティボール・シェルイが完成させたものとして一般に知られていたのだが、1995年にバルトークの息子が自筆スケッチを公開。そして作曲家デラマッジョレと共同で新版を出した。
これが世界のヴィオラ奏者の間でかなりの反響を呼び、今井さんはわざわざバルトークの息子のところまで行って、版の違いについての自分の疑問をぶつけに行ったのだそうだ。

実は私はあまりこの曲は好きではないので、へえ~・・・程度で、読み飛ばしていたのだが、つい先週、思いがけず新版を聴くことになってしまった。

とあるアマオケ演奏会のチケットをいただく。聞けば知り合いが何人か出るとの事。
アマオケなんだが、ソリストが何故かベルリン・フィルのヴィオラ奏者・・・凄すぎ。
このヴィオラ協奏曲の研究家としても知られているらしく、パンフレットの解説はソリストご本人によるものだった。
ぷっぴーを連れて行ったので、最後列に近い親子席に陣取る。今回のプログラムは子供にはきつい曲がそろっているが、親子連れ多し。大丈夫か?メインはブルックナーだぞ。これも凄いこと。

このアマオケ、弦楽器のプルト数がすこぶる多い。前プロを終わって減るかと思ったが減らない。ヴァイオリンはうろ覚えだけど6~7プルトはあった。大丈夫か??
それは曲が始まると杞憂であったことがわかった。
ソリストの音が響くこと響くこと。このホールがこんなに響くホールだとは知らなかった。
弱音が最後列近くまで聞こえるんだもの・・・
ぐいぐいっとヴィオラが終始オケを引っ張っていくような演奏であった。

で、違いがわかったかというと、そうねえ、冒頭の違いくらいははっきりとわかったけど後はよくわからず、なんか自分の聴いていたCDと違うかなあといった感じ。同じく会場にいたうちのヴィオラトップ氏によると3楽章がかなり違う~と興奮気味だったのだが。
うーん。

メインがブルックナーなのでぷっぴーが持たないだろうと、我々家族は退散したのだが、話によるとソリスト氏がヴィオラのトップサイドに座ってバリバリ弾いていたらしい。
おおお。そっちも見たかったかも。

Hちゃん、チケットありがとー。

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コメント

本、読みました。
でも、新版は聴いたことがないんですよねぇ・・・
そんな演奏会があったなら聴いてみたかった。

むか~し、大学生の頃に今井信子&N響でバルトークを聴きましたよ。
その頃はまだシェルイ版だったんでしょうね。
3階席でもソリストの音がよく聴こえたので驚きました。
同じ3階席で聴いたマイスキーのドボコンはあまりよく聞こえなかったのに。(笑)

投稿: HN師匠 | 2008年12月 6日 (土) 09時23分

師匠さま

ううむ、今井さんの実演は未だ聴いたことが無いのですよ。
何かかしら用事が入ってしまって・・・。
一度聴いてみたいです。

投稿: mayoneko | 2008年12月 7日 (日) 00時55分

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