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ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1番 作品26

ブルッフといえば、私の中ではヴィオラの曲なのだが、一般的に一番知られているのはこのト短調のヴァイオリン協奏曲。
ロマンティックなこの協奏曲は、大ヴァイオリニスト、ヨアヒムの助けによって作られたという。そういった経緯もあり、後に彼は、独りでは何もなし得なかったと述べているが。。。

確かに技巧的な部分はヨアヒムの助けによるところが多いであろうが、この曲の最も愛されている部分・・・ロマンティックなメロディー。
これは、彼が合唱曲の大家であったからこそ作ることが出来た部分であり、現在まで名曲として残った大きな理由ではなかろうか。

もちろん私も大好き。ソロもいいが、この曲、伴奏がカッコいいではないか。1楽章の間奏、2楽章への誘い部分、3楽章のソロとのかけあい・・・是非是非伴奏してみたい曲である。

今まではフランチェスカッティのCDを聴いていたが、最近のお気に入りはツィンマーマン。後者はイザイの無伴奏ソナタを聴いて以来好きになったヴァイオリニスト。フランチェスカッティ同様の美音の持ち主。順次他のコンチェルトも集めていきたいな。
伴奏のオケもそれぞれのパートがくっきり聴こえるので楽しい。指揮はシベリウス指揮者で有名なベルグルンド。
さらにこのディスク。たまたま今回国内盤を購入したが、解説が実に面白かった。チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲とのカップリングだったのだが、この2曲の組み合わせが、当時の有名評論家ハンスリックに酷評された曲であるとか、ブルッフはト短調の協奏曲が有名になるのをあまり喜ばなかったとか、エピソードが紹介されていて、読み応えがあった。
たまには国内盤もいいね。

Bruch : Violin Concerto No.1 in G minor, op.26
Frank Peter Zimmermann(Violin)
Royal Philharmonic Orchestra
Paavo Berglund(Cond.)
(SONY SICC 765 チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲)

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