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ドヴォルザーク:ミニアチュア 作品75a

もうひとつのテルツェット。
テルツェットというと、
ドヴォルザークと、彼の親戚の子供であるクルイスという青年、そのクルイスにヴァイオリンを教えていたプロオケのヴァイオリン奏者、3人で合奏するための曲として作った、ハ長調作品74の作品が比較的有名。

クルイス君が第1ヴァイオリン、先生が第2ヴァイオリン、ドヴォルザークがヴィオラを担当していたのだが・・・

クルイス君にはちと難しかったようなのだ。

というわけで、ドヴォルザークは第1ヴァイオリンのパートをもちょっと易しくした同じ編成の曲を書いた。これがミニアチュア。
テルツェットもヴィオラが大変おいしい~曲なのだが、こちらも、1曲目のCavatinaからヴィオラらしいというか、伴奏していて大変気持ちよさげ。反面2ndヴァイオリンは忙しそうだね。細かい音符を弾かされて・・・。
全四曲のうち3曲は3分弱の文字通り小さな曲なのだが、終曲Elegiaだけは6分という長さ。最後の曲が悲しげな曲調と言うのも変わっている。ここでは2ndとヴィオラはオルガンのような伴奏で終始している。クルイス君の独断場である。気持ちよく弾けただろうか。

このミニアチュア、後にヴァイオリンとピアノのための曲に編曲されている。
「四つのロマンティックな小品」ときけば、ああ、と思う方もいるかもしれない。
今ではそちらの方がディスクの数も多いし、有名かも。作品番号もなぜかオリジナルが75aで「四つの~」が75をもらってるしね。

CDは苦労して見つけたPanocha Quartetのものを。他にはNAXOSがあると思う。
くどいけど、ヴァイオリン曲は編曲版。是非オリジナルも聴いてみて。

Dvořák : Miniatures op.75a(B.149)
Panocha Quartet
(Supraphon SU3391-2 131 Dvorák: Miniatures)
このCDには他にも珍しい曲が一杯。楽譜を探しに行きたくなるね。

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コメント

>このミニアチュア、後にヴァイオリンとピアノのための曲に編曲されている。
>「四つのロマンティックな小品」ときけば、ああ、と思う方もいるかもしれない。

え?トリオの方がオリジナルなの?
初めて知りました....

そういえば、ミニアチュアの楽譜が棚にあったような。
某.先輩から借りたままの。
まだ音にしたことがないんだけど、そういうことなら弾いてみようかな。


投稿: HN師匠 | 2007年12月16日 (日) 09時24分

それ持ってます! 清水の舞台から飛び降りる気分で(笑)パノハの全集を買いました。バラ売りもしてるのですね。ミニアチュアって言うのですね。Drobnostiは何と発音するのでしょうかね? ドロブノスチ???

「四つのロマンティックな小品」のピアノ版もよく聴きます。

投稿: Hiroko | 2007年12月16日 (日) 22時48分

>師匠さま
そうです。こちらがオリジナル。楽譜持ってるんですか~いいなあ・・・

>Hirokoさま
Hirokoさんのブログで紹介していたテルツェットもパノハでしたよね。でもまさか全集をお持ちとは・・・恐るべし。
Drobnostiってこの曲の原題ですよね・・・チェコ語の・・・スイマセン読めません~。

投稿: mayoneko | 2007年12月17日 (月) 10時14分

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