« 交通公園 | トップページ | とある発表会 »

パガニーニ:ヴィオラとオーケストラのためのソナタ 作品35

ベルリオーズに「イタリアのハロルド」という交響曲がある。ヴィオラ好きなら一度は聴いた事があるだろう。ヴィオラ独奏付の交響曲なのである。

こんな曲を書くように依頼したのが、かのパガニーニである。
日本財団が所有する楽器に「パガニーニ・クワルテット」と呼ばれるパガニーニが収集したとされるヴァイオリン2、ヴィオラ、チェロのストラディヴァリウスのセットがあるが、そのヴィオラの音色に魅せられたのか、ベルリオーズにヴィオラの曲を依頼してはみたものの、「イタリアのハロルド」はあまり華々しくヴィオラが活躍する曲ではなくがっかりしてしまったらしい。

それじゃあ、自分で書いてみようと作曲されたのが、この曲である。
パガニーニだけあって、難しいことこの上ないのだが、冒頭から独奏ヴィオラは泣かせてくれます。。こぶしきいてます。。中間部もめちゃくちゃ難しそうなんだがいいメロディーなんだなあ。パガニーニの良さって技巧よりもメロディーなんだよなあとつくづく思う。
そして華やかな技巧を駆使して(ああ、もう絶対弾けない・・・)盛り上がって終わる。

伴奏オケはつまんなそうなんだけど、何故かシンバルが入っているところが可笑しい。
ヴィオラ独奏の曲をオケでやるんだったら、協奏曲もいいけどこの曲も是非取り上げてみたいなあ。

この曲、以前紹介したアタール・アラッド氏のLPで聴いて、演歌調のメロディーが気に入っていつかCDが出たら買う!と心に決めていた。
出るには出ていたんだが、オケ伴奏版が見つからなくってねえ。
やっと見つけました。買うならやっぱりオケ版がオススメ。シンバル聴きたいし(笑)

ちなみに原題には"Gran Viola"のためのって書いてあって。Gran Violaとは五弦ヴィオラだとも、いやそうじゃないとかいろいろ説があるそうですが・・・どのヴィオラだろうがちょっとやそっとじゃあ弾けませんって。

Paganini : Sonata per la Gran Viola e Orchestra, op.35
Luigi Alberto Bianchi(Viola)
PIAS Orchester Berlin
[DYNAMIC CDS 259]

|

« 交通公園 | トップページ | とある発表会 »

mayoneko聴く」カテゴリの記事

viola」カテゴリの記事

パガニーニ Paganini」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/203003/15979827

この記事へのトラックバック一覧です: パガニーニ:ヴィオラとオーケストラのためのソナタ 作品35:

« 交通公園 | トップページ | とある発表会 »