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バッハ:ブランデンブルク協奏曲第3番 BWV1048

4月ですね。
入学式、入社式・・・
大昔に某企業の新入社員だった私にとってこの曲は思い出の曲。
ブランデンブルク協奏曲というと、ヴィオラ弾きなら「6番」だろうが、私にとってはまず「3番」なのだ。
右も左も分からず会社生活をスタートさせた私のところに、取引の銀行の人が尋ねてきた。
口座作ってくれって言うのかなあと思いきや、
「あの~、総務の人にmayonekoさんがヴィオラを弾くって聞いたんですが」
「はあ?」
「あのね、僕ね、こういう合奏団に入ってるんだけど、よければ入団しませんか?」

勧誘は勧誘でも、入団の誘いだった。
そういえば、履歴書に書いたかも。面接でも言ったかも。

ともあれ、それが私のヴィオラ復帰のきっかけであった。
いやー大変でした。○年ブランクがあったんだけど、まず楽器の調整から始まって何から何までやり直し。まわりはみーんな年上でしかも上手い人ばっかり。

で、その時の定演の曲目の一つがブランデンブルクの3番。
協奏曲というけれども、ヴァイオリンと、ヴィオラとチェロが、それぞれの固まりで動いていると思いきや、その中で3パートに分かれ、時にはソロが出てきちゃったりと面白い曲。
3楽章なんか抜け駆けして1stヴィオラだけがソロ弾いちゃうし。

ヴィオラパートは私を入れて4人、1-1-2の布陣。

私は2ndVa. いきなり独りかい!

また、指揮者の先生が怖いのなんのって、
「そこ、調弦あってない!」
「もう一度弾いてみて」
「そのパートだけ弾いてみて」
「ちがーう」
と何度言われたことか(泣)

でも辞めませんでしたね。今思えば不思議ですが。
おかげでブランクを取り戻せたし、先生はじめ合奏団の皆さんには感謝してます。
先生は年を経るにつれて優しくなりましたしね。

CD(当時はLP)も想い出のもの。
中古レコード屋さんにふらりと寄って買ったもの。
これがシューリヒトとの最初の出会い。もちろんシューリヒトだから買ったのではなく、安かったからなんだけど。
うちに帰ってプレーヤーにかけたらなんか途中で音が歪んだような箇所があって、
「これだから中古は・・・」と思った記憶がある。
CDになって再発売した時、ちゃんとした音で聴きたくて買ったのだが、やっぱり歪んでいた。マスターの問題だったみたい。

この歪んだ音を聴くたびに当時の思い出が浮かんでくる。
悔しかったな~。

J. S. Bach : Brandenburg Concerto No.3 in G major,  BWV1048
The Zurich Baroque Ensemble
Carl Schuricht

[DENON COCO-6582]
このCDは現在在庫切れだそうです。

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