協奏交響曲といえば
そういえば、協奏交響曲でひとつ探し物を思い出した。
カール・シュターミッツの協奏交響曲。
やはりヴァイオリンとヴィオラのためのものと、ヴァイオリン・ヴィオラ・チェロのためのもの。やはり、かつてFMで聞いた覚えあり。
検索してみたらいくつかあったので、一安心。
シュターミッツといえば、ヴィオラの名手として知られ(ヴィオラを弾いている人は彼の協奏曲を学んだことがあるor聴いたことがある、のでは?)、彼の父親はヨハン・シュターミッツ。マンハイムの宮廷楽長であった人物。マンハイムといえば、モーツァルトがかつて訪れ(この頃は、カンナビッヒが宮廷楽長であったが。)、そのオーケストラの演奏水準に驚き、音楽の面でも多大な影響を受けた地。モーツァルト君といえば同じ協奏交響曲を書いている人。
生没年も似たようなものだし、さて、この2人は、どこかで出合ったことがあるのだろうか?というよりどっちが先にヴァイオリンとヴィオラの・・・を書いたのかな?
などとふつふつと疑問が湧いてくる。
ちょっと調べてみると、モーツァルトがマンハイムを訪れた時は、カール君はどうやらロンドンに行っていたようで、会うことは無かった。
それと、ウォルフガング君はカール君のことを良く思っていなかったようで、父親宛の手紙に辛らつなことが書いてあるようだ。
へえ~。そうなんだ。
今度図書館で書簡集を見て確かめてこよう。
あ、CDも探してこなきゃ。
探求は続く。
Carl(Karel) Stamitz : Sinfonia Concertante for Violin, Viola and Orchestra
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コメント
メールありがとー。早速見に来ました。
もう1ヶ月もたつのね?
とても硬派なマニアぶりはさすがです。
私の師匠はレッスンでは基本的にビオラオリジナルの曲しか許可してくれないので、実力とつりあいの取れる楽譜探しは一苦労です。確かに無理な編曲はレッスンには不向きかも。
今後とも遊びに来て参考にさせて頂きまする。
投稿: のら兎 | 2007年3月 8日 (木) 13時06分
>のら兎さま
いらっしゃいませ。オリジナルの曲しか許可してくれないというのは、逆に色々探せて楽しいかも。
楽譜探しをお手伝いできるように、いろいろ紹介していければ、と思いまする
投稿: mayoneko | 2007年3月 8日 (木) 21時40分
メールありがとうございます。ばおです。
猫好きでらっしゃるのですか!
わたくしも凄まじく大好きでございます。
しかもヴィオラとクラシックが細かく書いてあって楽しいですねー
これからもちょくちょく伺うことになりそうです~
そらそうとモツの協奏交響曲大好きです。
N響でやった堀さんと店村さんの音源が大好きです。
六重奏のやつやってみたいですねー
投稿: ばお | 2007年3月 8日 (木) 23時00分
>ばおさま
おいでませ。1ヶ月たって記事もたまったので
お披露目メールをしてます♪
またブログにも我が家にも遊びに来てくださいね。
のら兎さまも是非
投稿: mayoneko | 2007年3月 9日 (金) 07時36分